カーステレオの取替え
検討開始
我が家のハイエースには、車両購入時に無償でもらった中古のカーステレオが付いています。
カロッツェリアのFH-P80という2DINのCD、チューナー、カセット付きのものです。
外観的には前面が全てモニターになっており、パッと見ナビのように見えなくもありませんが、かなりの年代ものです。以前、ブログにも書きましたが、IPバスコネクタをハックし、iPodを接続可能にしておりました。
ところが、このFH-P80のCDが壊れ、鳴らないどころか排出されなくなったことをきっかけに、新規カーステレオ購入の機運が高まってきました。いつもはそういうことに無頓着な我が妻が、乗り気なのです。というのも、車に乗るのはほとんど妻が多く、ラジオだけでは寂しいというのがその理由です。
Pioneer DEH-P760の購入
ポイントは 1.日本語タイトル対応 2.AAC再生対応 3.USB対応 4.iPod対応 の4点です。1.を除けば10,000円程度でも選択肢はいくつかありました。例えば同じPioneer DEH-P470やKENWOOD U373などです。1.の条件を満たす中で最も安いと思われるのが本機種です。日本語についてはその必要性についてかなり悩みましたが、特にiPod接続時に曲名表示があるのはかなり便利なので、取付を自分で行い工賃約5000円を浮かすことで、自分を納得させました。
取り付け
1.インパネの取り外し
100系ハイエースのインパネ取り外しは慣れてしまえば簡単です。外すビスは全部で6本あります。
-
-
- メーターの右上(写真a)
- メーターの真上(写真a)
- エアコン吹き出し口真上(写真b)
- イグニッションキー上(写真c)
- フューエルオープナ上x2(写真d)
- 取り外し完了(写真e)
-
2.配線
買ってきたDEH-P760に付属してきた電源コネクタを、既存のギボシへ接続していきます。カーステレオの配線は大まかに次のようになっています。
[車体側のソケット]−−−[配線キット]−−−[電源コネクタ]−−−[カーステ本体]
車体側のソケットはメーカーによって決まっているようで、それに合う配線キットが市販されています。今回はFH-P80がつながっていた配線キットをそのまま使います。配線キットと電源コネクタの間は、スピーカーの数x2+電源+アース+etcで多くの線がありますので、取り付け説明書を見ながら接続しています。やることはギボシを刺すだけですので、さほど難しくはありませんので落ち着いて行います。上記の写真は配線キットと電源コネクタの接続の様子です。ちなみに電源コネクタは通常カーステ本体に付属しています。
3.DEH-P760の取り付け
いよいよ本体を組み付けます。2DIN→1DINへの変更になりますので、余ったスペースを小物入れにする部品を買っておきます。本体と小物入れを縦につないで固定します。固定には車種別の固定金具を使います。この固定金具はFH-P80の固定金具をそのまま使います。DEH-P760には付属してきませんでしたので、無い場合は別途入手する必要があります。穴の位置はたくさん開いており、うまく位置合わせをします。
DEH-P760は、フロントパネルが脱着式になっています。盗難防止らしいですが、こういった取り付け時の傷防止や、不意の事故によるダメージの際に、取り替えることが出来る面白い機構です。
4.完了
インパネを再び取り付けで完了です。インパネ裏側の配線はごちゃごちゃしていますので、入れ忘れ無いように注意します。
5.費用
カーステレオ更新にかかった費用です。今回は1.5時間程度で完了です。一度開けているので、早く終わりました。工賃5000円が浮きました。
名称 | 価格 |
---|---|
Pioneer DEH-P760 | 20,900 |
EGB-100 1DINポケット | 1,050 |
値引き5% | 1,098 |
計 | 20,852 |