iPod ドックコネクタを作ってみた(その1)
きっかけ
ある日息子が言いました。
「クリスマスプレゼントに、iPodをコンポにつなぐケーブルが欲しい」
彼には先月(2010年11月)、クリスマスプレゼントなしを条件に、iPod nano(1世代前の8GBモデル) をプレゼントしたのです。以前からかき集めていた音楽ファイルを聞いて楽しんでいる様子です。
「自分で作ると楽しいし、達成感あるよ」と気軽に返事をした私ですが、息子いわく「無理」。
それじゃ父ちゃん冬休み工作にちょっと作ってみっか というノリになってしまいました。
準備
まずはお約束で、先人のお知恵を拝借。(要はググりました)
結構お作りになる方がいらっしゃるようですね。
で、気づいたこと。RCAプラグへの接続が前提の工作が意外と少ない。ステレオミニジャック(3.5Φ)が主流。息子のコンポは10年ほど前に買った、知る人ぞ知るSOTEC/KENWOODのAFINAで、なぜかマイク入力が無いんですね。
で一方、家にはステレオミニジャック←→RCAのケーブルが転がっており、息子はそれでiPodヘッドホン端子→コンポLINEIN接続をすでにチャレンジしていた模様でした。私も経験があるのですが、このやり方だとiPod側の音量を最大にしてあげないと聞けない状態です。息子も限界を感じていたようです。
このケーブルを活かしつつ、なんとかしたいなと思いつつマルツ電波(注:浜松にあるパーツショップです)で部品の物色。ドックコネクタは事前に在庫問い合わせ済みで、店頭にあることはわかっておりました。(マルツ店員さんへ:メールによる在庫確認に丁寧に回答いただき助かりました)
メスのステレオミニジャックを見て、「ん? これがドックコネクタに入らんかな?」ドックコネクタは微妙な大きさ。どちらかというと無骨なデザインで、隙間は多そうでした。というわけで頭の中で、
ドックコネクタ + メスステレオミニジャック + 前述のケーブル → コンポのLINEIN
という図式になりました。
で、購入品一覧
部品名 | 値段 |
---|---|
Dockコネクタ | 294円 |
ステレオミニジャックメス | 73円 |
収縮チューブ1mmΦ | 52円 |
抵抗68kオーム | 21円 |
やすりセット | 105円 |
※やすりセットのみ100均
その他必要なもの(家にあった)
名称 | 用途 |
---|---|
リード線 | 内部結線 |
100円ライター | 収縮チューブあぶり |
ニッパ | 切断 |
次回に続きます